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TOPお知らせ2018年3月
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  • 日常的な疾患
    Q. バスケットボール部に所属しています。  試合が近くなり、左のスネの内側が痛くなりました。(16歳男子) A. シンスプリント(脛骨骨膜炎)と思います。ランニングやジャンプを過度に行った場合に発症します。後脛骨筋の脛骨付着部での骨膜炎で、下腿の下1/3の内側後方に圧痛があります。走るスピード・距離・時間の増加、下り坂・硬い路面を走った、体重が増えた、テニス・バスケなどスター...
  • 日常的な疾患
    Q. 息子が運動会で走っていて右足を挫きました。湿布をして様子を見てきましたが、  1週間も経つのに、痛がっており腫れも続いています。(8歳息子の母親より) A. 足関節外側側副靱帯の骨付着部の裂離骨折を疑います。小学校低学年から10歳頃までは、靱帯の強度の方が骨より強いため、内返し捻挫の外力で靱帯が断裂するよりも骨折を来すことが多いのです。 超音波エコー検査で簡単かつ明瞭に診...
  • 日常的な疾患
    Q. 6歳の息子が今朝から左のつけねを痛がって歩きたがりません。前日には特別に  変わったことはなかったのですが、、、(30歳母親) A. 小児で外傷もなく発熱もなくて股関節を痛がる場合には単純性股関節炎を考えます。急性の股関節痛を生じる一過性の滑膜炎です。1~2週間前に風邪をひいたなどのウイルス感染がきっかけとなっている場合もありますが、原因はよくわかっていません。 股関節内...
  • 日常的な疾患
    Q. 7歳の息子が雲梯(うんてい)から落ちて、右腕を痛がります。  右前腕に変形があるようです。(30歳母親)A. 前腕には2本の骨(橈骨と尺骨)があります。近位の橈尺関節で肘関節に、遠位の橈尺関節で手関節に連結しています。この2本は、捻り合うことで手掌を上に向ける回外動作と手掌を下に向ける回内動作を行います。 その1本に骨折を生じると、短縮・曲がり・捻れの変形を来すとともに近...
  • 日常的な疾患
    Q. 左肘が痛みます。なんとかゴルフコンペには参加しているのですが、、、(45歳男性)。 A. 肘の外側に痛みが出現し、痛みのため手指を強く握ることが出来なくなってきます。多くは使い過ぎが原因です。テニスのバックハンドストローク(テニス肘)やゴルフスイング(ゴルフ肘)で傷めることも多く、思い通りのプレイができない状態になってきます。力仕事の繰り返しやテニス・ゴルフを続けることで...
  • 日常的な疾患
    Q. マラソン大会に向けてランニングしています。走っていると右膝の外側がジンジンと痛くなって走れなくなりました(35歳男性)。 A. ランナーで膝の外側に痛みが出現する場合、ランナー膝(腸脛靱帯炎)を考えます。腸脛靱帯は骨盤の外側の大腿筋膜張筋から連続して大腿部外側を走行し、膝の外側で大腿骨外顆の前方を通って脛骨の外側に停止しています。膝を曲げて30度のところで大腿骨外顆を乗り...
  • 日常的な疾患
    Q. ロコモは自分でも評価できますか?(54歳女性)A. ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)は、運動器の障害のために移動能力の低下を来した状態です。高齢者に多い運動器疾患は、変形性膝関節症、変形性腰椎症とそれに伴う腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症とそれに伴う骨折です。 ロコモの評価方法には、リスクに気付くための7項目の質問からなるロコチェックがありますが、簡単な自己チェック方法に...
  • 日常的な疾患
    Q. ジャックナイフストレッチを勧めているそうですが、どのようなストレッチですか? (32歳女性) A. 中高校生のスポーツ障害の腰椎分離症の予防のために徳島大学整形外科の西良浩一教授が提唱されているストレッチです。具体的には、しゃがみ込んで両手で左右それぞれの踵を握り、手を離さずに膝を伸ばしていきます。両膝が真っ直ぐに伸びるまで下肢後面(ハムストリングス、膝裏、ふくらはぎ、ア...
  • 日常的な疾患
    Q. 骨粗鬆症が気になります。調べて下さい(59歳女性)。 A. 閉経後の女性で、最近身長が低くなったような、背中が円くなってきたような、母親が骨粗鬆症で骨折したことがある、柱に足の指をぶつけて骨折した、滑って風呂の縁で胸を打撲して肋骨が折れた、若い時から痩せている、リウマチがありステロイドを内服している、、、など思い当たる方は、骨粗鬆症の検査をお勧めします。 検査には、診断を...
  • 日常的な疾患
    Q. 私も外反母趾で悩んできました。中学3年の娘の両足に外反母趾があるようです。どうすれば良いですか。(45歳女性) A. 外反母趾は家族内での発生が58~84%と遺伝が高率に関与していると云われています。外反母趾の発症は幼児期にすでに始まっていて、思春期の体重が増加する時期に加速し、その後は特に20歳前後の女性において先細のハイヒールを履くことにより悪化します。また、40歳以...