かわかみ整形外科・小児科クリニック |整形外科サイト
小児科サイトはコチラ
TOPお知らせ2018年3月
診療時間 アクセス 採用情報
  • 日常的な疾患
    Q. 3日前に風呂場で滑って転倒し、浴槽で右胸を打撲しました。だんだん痛みが強くなってきました。骨折が心配です。(72歳女性) A. 高齢者では、骨粗鬆により軽微な外力でも骨折の発生が危惧されますし、また脳梗塞・心筋梗塞後に抗凝固剤の内服を続けておられる方も多くなってきており、受傷部からの血腫の拡がりも気になるところです。骨折のない場合であっても、呼吸により患部の安静が維持でき...
  • 日常的な疾患
    Q. 以前より両膝にパキパキと引っ掛かるような感じがありました。1ヵ月前より、練習中に右膝の前面に痛みが出てきました。右膝をかばっていると左膝の前面にも同じような痛みが出てきました。長時間立っていると違和感があります。階段を下りるときにも痛みを感じます。(16歳女子高校生、テニス部) A. 膝の前面に痛みを生じる疾患の中で、特に膝蓋骨(お皿)の内側やや下方に限局した部位に痛みが...
  • 日常的な疾患
    Q. スポーツ少年団で野球をしています。キャッチャーをしていますが、1週間前の試合後から右肘が痛くなって遠投ができなくなりました。(11歳男子) A. 発育期には、骨端線がある、軟骨が分厚い、筋力が弱いなど構造的な弱点があるので、練習時間が長い場合やピッチャー・キャッチャーなど投球回数の多い子供では、投げ過ぎによる肘の投球障害(野球肘)を来してしまいます。投球動作の加速時に肘に...
  • 日常的な疾患
    Q. 玄関先で滑って転びました。右手をついたのですが、右手首の腫れと痛みが徐々に強くなってきました。(58歳女性) A. 転倒に際して、屋内では手を使ってカーテンやソファーなどの周辺の物につかまることで転ばないようにできることもありますが、屋外では臀部の打撲あるいは尻もちを避けようとして、地面に手をついてしまうので、手関節部とくに橈骨末端の骨折が多く発生します。 この橈骨末端骨...
  • 日常的な疾患
    Q. 給食の仕事をしており、重荷を運んだり、手指に力を入れることがしばしばです。1ヵ月前に庭の草抜き作業をしてから右手の中指と薬指がしびれて来ました。朝方は手がこわばっていて指をしっかりと握ることができません。(46歳女性) A. 手首の掌側には、指を曲げる屈筋腱が多数あり、その直上に正中神経が走行しています。正中神経は母指、示指、中指と薬指の半分の感覚と、親指を小指に向き合わ...
  • 日常的な疾患
    Q. 一日中立って仕事をしています。2~3ヵ月前から右足の裏からつま先にかけて痛みやしびれが続いています。靴を脱いで柔らかい床の上を歩くと痛みがなくなるのですが、きつい靴を履くと痛みが再発します。どうしたら良いのでしょうか。(52歳女性) A. 足趾の感覚を支配する神経が足の踏み返しの関節部分で圧迫されて足趾のしびれ感や痛みを生じる疾患を『モートン病』といいます。特に第3と第4...
  • 日常的な疾患
    Q. 一日中、立ち仕事をしています。1ヵ月前より、朝方ふとんから起き上がって歩き始めに左踵に痛みが出てきました。だんだん痛む時間が長くなってきています。(54歳女性) A. 足を内側面から観察すると、岩国の錦帯橋のような長軸アーチが土踏まずを形成しています。足底部には足趾の付け根から踵の骨に向かって足底腱膜が弓の弦のようにピンと張って長軸アーチを支えています。アーチを上から潰す...
  • 日常的な疾患
    Q. 昨日、ママさんバレーの試合中に着地時に左膝が内側に入り込むように捻りました。左膝がだんだん腫れてきました。歩くときに不安定な頼りない感じです。(29歳女性) A. 膝の前十字靱帯断裂が最も疑えます。直接膝を強打するような外力ではなく、捻るという非接触性の受傷機転で損傷することが多いと云われています。バスケットボール、バレーボール、サッカーでの受傷が多いようです。断裂した部...
  • 日常的な疾患
    Q. 2日前に頚が痛くなり、寝違えと思ったのですが、今日から右の肩甲骨の横の痛みが強くなり、右母指のしびれも出てきました。(46歳男性) A. 頚椎の内部には脳から脊髄が下降しています。椎間板のレベルで脊髄から分かれて神経根になります。神経根は鎖骨の上部で束になって腕神経叢となり、末梢神経として手指に向います。その神経根が椎間板のレベルでヘルニアや骨棘によって圧迫されると炎症を...
  • 日常的な疾患
    Q. 部活で毎日バレーボールをしています。1ヵ月前から部活中に腰痛があり、最近では一日中痛むようになってきました。(16歳女性) A. 腰椎椎弓部の疲労骨折を疑う必要があります。例えば、バレーボールのアタッカー、サッカーのヘディング、バスケのリバウンド捕球など腰を反ったり曲げたりする動作を繰り返すことで生じることが多いとされています。中学生、高校生に多く発生します。放置すると、...