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治療方法紹介

マッケンジー法

頚部痛や腰痛など脊柱に関係する症状のリハビリテーションについては、
マッケンジー法(Mechanical Diagnosis and Therapy, MDT)を採用しています。

脊柱に関係する症状は、スマホ頚・ストレートネック・寝違い・肩コリ・上肢シビレ/神経痛・頚肩腕症候群・急性斜頚・急性後弯変形・頚椎ヘルニア・頚椎症性神経根症・ムチウチと交通事故後遺症など、腰椎では、ギックリ腰・坐骨神経痛・腰痛症・側弯・変形性腰椎症・腰部脊柱管狭窄症・腰椎ヘルニア・腰急性変形・急性の腰痛増悪を繰り返す慢性腰痛など、俗称を含めて多くの病状や疾患があります。

頚部痛(±上肢の痛み・しびれ)、腰痛(±下肢の痛み・しびれ)がある方で
以下のような場合に症状が改善する可能性があります。
  • 痛みのために頚椎や腰椎の動きに制限が出てきたり、動きに左右差がある場合
  • 姿勢により症状が変化する場合
  • 急性の変形(首が傾いて戻せない、体幹が傾いている、首・腰が前屈したまま戻せない)

治療の特徴

  • 痛みと活動性を自らがコントロールする
    理想的な運動療法
    マッケンジー法では、それぞれの患者さんの病歴を踏まえて、セラピスト(理学療法士)が脊柱にメカニカルな負荷を加え、その負荷に対する反応から治療によって短期間に改善が見込まれるグループに分類できるかどうかを評価します。このような良い反応が得られる分類(*)の患者さんにおいては、痛みを改善した後もセルフエクササイズと姿勢矯正によって痛みと活動性を自らがコントロールすることも出来るという理想的な運動療法です。(*良い反応が得られない分類もあります)
  • 薬剤を使用しないで痛みを改善
    上述の場合、痛みを改善するだけでも非常に役に立つ治療法と云えますし、薬剤を使用しない方法ですので、妊婦、授乳中の人、薬剤アレルギーや肝腎障害のある場合、持病・余病のため多くの薬剤を内服している場合、そして何よりも鎮痛剤の効果が十分ではない患者さんには この上ない福音となります。従来から腰痛持ちの方でも、セルフエクササイズを日常的に継続しておくと、腰痛が起こりそうという再発の予兆を感じて、その際には予防的にエクササイズを集中して行うことで増悪を防ぐことができると言われています。マッケンジー法に基づく日頃のセルフエクササイズの重要性を再認識できます。

院長より

最近では、特に肩甲帯・肩・上腕・肘など頚椎に近い部位の症状は頚椎・胸椎のエクササイズで改善し、骨盤・股関節・大腿部・膝など腰椎に近い部位の症状は腰椎のエクササイズで改善する患者さんも多く経験しています。診断と治療を行う上で、局所部位にだけ捉われるのではなく、脊柱の関連も常に考えておくべきでしょう。

その他の治療方法紹介

  • 体外衝撃波疼痛治療
    衝撃波を患部に照射して、痛みを感知する自由神経終末の変性を誘導します。
  • マッケンジー法
    頚部痛や腰痛など脊柱に関係する症状のリハビリテーションです。
  • 運動療法
    ボールやゴムチューブなどを利用した運動療法、また運動治療を行います。
  • リハビリテーション
    気持ちよく、積極的にリハビリを行っていただけるよう心掛けております。
  • 物理療法
    日常生活動作の注意・肥満対策、温熱療法・電気刺激などを行います。