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  • 日常的な疾患
    Q. 7歳の息子が雲梯(うんてい)から落ちて、右腕を痛がります。  右前腕に変形があるようです。(30歳母親)A. 前腕には2本の骨(橈骨と尺骨)があります。近位の橈尺関節で肘関節に、遠位の橈尺関節で手関節に連結しています。この2本は、捻り合うことで手掌を上に向ける回外動作と手掌を下に向ける回内動作を行います。 その1本に骨折を生じると、短縮・曲がり・捻れの変形を来すとともに近...
  • 日常的な疾患
    Q. 左肘が痛みます。なんとかゴルフコンペには参加しているのですが、、、(45歳男性)。 A. 肘の外側に痛みが出現し、痛みのため手指を強く握ることが出来なくなってきます。多くは使い過ぎが原因です。テニスのバックハンドストローク(テニス肘)やゴルフスイング(ゴルフ肘)で傷めることも多く、思い通りのプレイができない状態になってきます。力仕事の繰り返しやテニス・ゴルフを続けることで...
  • 日常的な疾患
    Q. マラソン大会に向けてランニングしています。走っていると右膝の外側がジンジンと痛くなって走れなくなりました(35歳男性)。 A. ランナーで膝の外側に痛みが出現する場合、ランナー膝(腸脛靱帯炎)を考えます。腸脛靱帯は骨盤の外側の大腿筋膜張筋から連続して大腿部外側を走行し、膝の外側で大腿骨外顆の前方を通って脛骨の外側に停止しています。膝を曲げて30度のところで大腿骨外顆を乗り...
  • 日常的な疾患
    Q. ロコモは自分でも評価できますか?(54歳女性)A. ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)は、運動器の障害のために移動能力の低下を来した状態です。高齢者に多い運動器疾患は、変形性膝関節症、変形性腰椎症とそれに伴う腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症とそれに伴う骨折です。 ロコモの評価方法には、リスクに気付くための7項目の質問からなるロコチェックがありますが、簡単な自己チェック方法に...
  • 日常的な疾患
    Q. ジャックナイフストレッチを勧めているそうですが、どのようなストレッチですか? (32歳女性) A. 中高校生のスポーツ障害の腰椎分離症の予防のために徳島大学整形外科の西良浩一教授が提唱されているストレッチです。具体的には、しゃがみ込んで両手で左右それぞれの踵を握り、手を離さずに膝を伸ばしていきます。両膝が真っ直ぐに伸びるまで下肢後面(ハムストリングス、膝裏、ふくらはぎ、ア...
  • 日常的な疾患
    Q. 骨粗鬆症が気になります。調べて下さい(59歳女性)。 A. 閉経後の女性で、最近身長が低くなったような、背中が円くなってきたような、母親が骨粗鬆症で骨折したことがある、柱に足の指をぶつけて骨折した、滑って風呂の縁で胸を打撲して肋骨が折れた、若い時から痩せている、リウマチがありステロイドを内服している、、、など思い当たる方は、骨粗鬆症の検査をお勧めします。 検査には、診断を...
  • 日常的な疾患
    Q. 私も外反母趾で悩んできました。中学3年の娘の両足に外反母趾があるようです。どうすれば良いですか。(45歳女性) A. 外反母趾は家族内での発生が58~84%と遺伝が高率に関与していると云われています。外反母趾の発症は幼児期にすでに始まっていて、思春期の体重が増加する時期に加速し、その後は特に20歳前後の女性において先細のハイヒールを履くことにより悪化します。また、40歳以...
  • 日常的な疾患
    Q. 骨粗鬆症リエゾンサービスとは何ですか。A. リエゾンとは「連絡係」と訳され、骨粗鬆症診療におけるコーディネーターの役割を意味します(日本骨粗鬆症学会HPより)。その目的は、最初の骨折への対応、骨折リスク評価、新たな骨折の予防です。英国や豪州ではすでにコーディネーターの活動によって骨折発生率が低下しています。日本でも多職種連携によって骨折抑制を推進するリエゾンたちの活躍が期...