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ワクチンのはなし
予防接種は生後2か月からスタート
2023/10/30

 予防接種は1歳になるまでに数多くあります。接種可能な月齢順には、まずロタウイルスワクチン(飲むワクチン)は生後6週から接種可能です。生後2か月から接種できるのは、インフルエンザ菌b型(ヒブ)、肺炎球菌、四種混合、B型肝炎、BCGがあります。

 これらの多数のワクチンを1種類ずつ接種していくと、日数がかかり、接種の適切な時期が遅れがちになります。重要なことは、適切な時期に適切なワクチンを受けることなので、同時接種を行っております。複数のワクチンを同時接種しても、有効性にはかわりなく、副反応が多くなることはありません。特にヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンについては、早期に免疫をつけて、細菌性髄膜炎にかからないようにしてほしいと願っています。

 1歳のお誕生になったら、麻しん風しん混合(MR)ワクチン、水痘ワクチン、おたふくかぜワクチンの接種ができます。

 このように子どもが接種できる予防接種の種類は多く、特に1歳のお誕生までに集中しています。まずは、「生後2か月になったらワクチンを」と覚えておくといいでしょう。1か月健診のときに、予防接種についてのスケジュールを聞いておきましょう。