かわかみ整形外科・小児科クリニック |小児科サイト

整形外科サイトはコチラ

小児科医の豆知識

  • カレンダー・診療時間
  • アクセス
  • 病気のお話
  • 育児のお話
症状からのはなし
耳鼻の病気
鼻出血
2017/10/02

 子どもはよく鼻血を出します。すぐに止血する場合は大きな病気の可能性はほとんどありません。

 アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)などの鼻の病気の時や鼻の中に湿疹ができて、鼻の中がかゆくて鼻ほじりをしたり、鼻汁が多く何回も強くかんで粘膜を傷つけることで出血します。

 出血を起こす場所はほとんどがキーゼルバッハ部位というところです。鼻に指を少し入れた時に指先で触れる中央の硬い部分で、ここは血管が多く粘膜がうすいため傷つきやすくなっています。

 お子さんが鼻血を出した時には、座って前かがみの姿勢で小鼻をつまんで5~10分間圧迫して下さい。顔を上に向けると、鼻血がのどに流れて飲み込んでしまって吐き気をもよおすので止めましょう。また、鼻の付け根を冷やすと血管が収縮するので止血には効果があります。綿花やティッシュを鼻に詰める時は奥の方に入り込まないように注意して下さい。

 以上の処置で出血が止まるようであればそのまま様子をみましょう。15分以上も止血しない時や大量の出血があった時はすぐに耳鼻科を受診して下さい。また、頻繁に出血を起こす時も診てもらったほうがいいでしょう。鼻炎や副鼻腔炎にかかっていれば治療が必要です。耳鼻科では鼻血の原因となるような血管を焼灼する治療も行っています。

 なかなか止血しにくい時や身体に出血斑、紫斑を伴っている時は、血液の病気の可能性もあるので、かかりつけの小児科でも相談してください。

関連記事