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ワクチンのはなし
おたふくかぜワクチン
2017/10/03

 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)にかかるのを予防するワクチンです。1歳以上で接種できます。1回の接種では十分な抗体ができませんので、2回の接種が推奨されています。接種時期は1歳で1回目、小学校入学前1年間で2回目を受けるのがお勧めです。ちょうど麻しん風しん混合(MR)ワクチンと同じ時期になります。生ワクチンなので、接種後は次のワクチンまでは4週間あけてください。

 副反応として気になるのが、接種後3週間くらいで発生する無菌性髄膜炎です。1989年にMMR(麻しん、おたふくかぜ、風しん)ワクチンが導入されましたが、無菌性髄膜炎の発生が問題となり、1993年にはこのワクチンは中止されました。現在は単味ワクチンとしておたふくかぜワクチンを接種しています。現在のワクチンでの無菌性髄膜炎の発生は、自然におたふくかぜに感染した場合に髄膜炎を合併するよりもはるかに頻度は低くなっています。

 また、おたふくかぜにかかると難聴の合併症があります。発生頻度は約1000人に1人と比較的多く、聴力に障害が残ります。片側性が多いですが、まれに両側に重度の難聴をきたすこともあります。ぜひ、ワクチンを受けておたふくかぜにかかるのを予防してください。

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