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73. とびひ(伝染性膿痂疹)
2016年5月
 「とびひ」は「飛び火」のことです。皮膚の細菌による感染症で病変が飛ぶように拡がっていくのでこう呼ばれています。医学的には伝染性膿痂疹といいます。夏に多くみられます。
 黄色ブドウ球菌と溶連菌が主な原因です。健康な人でも鼻の中にはブドウ球菌がいます。乳幼児はよく鼻ほじりをします。そのとき引っ掻いて鼻孔周囲にとびひが出現してきます。虫刺されやアトピー性皮膚炎やあせもなどがあるとき、かゆくて引っ掻いて傷ができると感染しやすくなります。とびひになると赤くなって、水ぶくれになります。すぐにつぶれてあちこちに拡がってきます。
 治療は抗生剤軟膏を塗って、抗生剤の内服をします。細菌感染なので高温多湿で悪化します。家庭ではエアコンをつけてできるだけ涼しい環境にしてください。シャワーにはかかるようにして、汗や汚れはきれいにしましょう。タオルは他の人と共用しないでください。兄弟がいるときは、くっ付きあって感染させないように注意が必要でしょう。
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