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小児科
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70. BCGワクチン
2016年2月
 BCGワクチンは結核を予防するワクチンです。日本では先進国の中では結核の感染が多く、現在でも年間約2万人が発症しています。乳幼児期の結核は重症化しやすく、結核性髄膜炎、粟粒結核(全身に病変が及ぶ)になり、亡くなることがあります。この乳児期の重症の結核を予防することがBCG接種の大きな目的です。乳児期にBCG接種を受けても大人になって結核に感染、発病することはあります。
 定期接種として1歳未満で1回受けます。針が9本付いたスタンプ型の予防接種です。ヒブ、肺炎球菌、四種混合ワクチンのそれぞれの3回目の接種が終了した後、生後5〜7か月での接種がお勧めです。BCGは生ワクチンなので、次の別のワクチンの接種までは4週間はあけてください。
 先天性免疫不全症のお子さんにはBCG接種はできません。BCGは新生児期からの接種も可能になっていますが、まだ免疫不全があるかどうかは判断できないので、生後3か月未満での接種はお勧めできません。
 接種部位は2週間後から針痕が赤くなり、1〜2か月後には膿疱になります。その後、痂皮化して3か月後には瘢痕になってきます。
 副反応はまれに接種後1〜2か月して腋のリンパ節が腫れることがありますが、自然に縮小します。
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