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46. 4種混合ワクチン
2012年12月
 2012年11月から3種混合(DPT)ワクチンと不活化ポリオワクチンを混合した4種混合(DPT-IPV)ワクチンの接種が始まりました。それぞれ4回の接種が必要なので、別々に接種する8回よりもワクチン接種回数が4回となるので、お子さんや保護者の負担がかなり軽くなりました。
 2012年9月に生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンに定期接種が変更になったばかりのところですが、この単独の不活化ポリオワクチンの成分と4種混合ワクチンに含まれている不活化ポリオワクチンの成分は異なります。ワクチンを作るときのポリオウィルスの製造株が違って、単独のワクチンはソーク株、4種混合のほうはセービン株を用いて作られています。
 厚生省の研究では、違う種類のワクチン株を接種しても有効な免疫を獲得できると確認されています。しかし、なるべく同じ種類の不活化ポリオワクチンを続けて4回接種してほしいと思います。1回でも3種混合ワクチン、生ポリオワクチン、単独の不活化ポリオワクチンのどれかを受けている方は、3種混合ワクチン+単独の不活化ポリオワクチンの組み合わせで続けて受けてください。4種混合ワクチンで開始した方は、そのまま4種混合で4回の接種を受けてください。
 残念なことに、現在のところ対象者に対して十分な4種混合ワクチンの供給ができていません。厚生省は需要に対して十分な供給がなされる見込みとしていますので、もうしばらくすれば入荷がスムーズにいくかと思います。
 お子さんが生後3か月になられた時に、4種混合ワクチンが不足していた場合は、入荷を待って接種開始の時期を遅らせることは避けてください。百日咳の接種が遅れることは好ましくないので、その場合には3種混合ワクチン+単独の不活化ポリオワクチンで接種を開始してください。4回ほど接種回数が多くなりますが、百日咳の予防のほうが大切です。
 4種混合の接種スケジュールですが、生後3か月になったらすぐに開始して、1期として3〜8週間の間隔で3回受けて、さらに1年〜1年半後に追加接種で1回受けます。他のワクチンとの同時接種はもちろん可能なので、スケジュールについてはかかりつけの小児科で相談してください。
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