宇部市の整形外科・小児科ならかわかみ整形外科・小児科クリニック
 Kawakami Orthopedics & Pediatrics Clinic 小児科・整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科 かわかみ整形外科・小児科クリニック
山口県宇部市野原1丁目5-5 電話0836-37-3700
HOME お知らせ クリニック案内 スタッフ アクセス お問合せ
病気のはなしTOPへ
小児科
病気のはなし
27. 出べそ(臍ヘルニア)
2010年8月
 「出べそ」は医学的には臍ヘルニアと呼んでいます。
 出生後に、普通はへその緒がとれておへそのところの臍輪という穴が閉じてきます。この穴が閉じるのが遅い場合に、泣いたり、いきんだりすると腹圧がかかりお腹の中の腸がとび出てきて「出べそ」の状態になります。触るとグジュグジュとした感じがします。
 生後2〜4週くらいでおへそがふくらんできて、だんだん大きくなってきます。生後4〜5か月くらいで一番大きくなって、ピンポン玉くらいになることもあります。その後はだんだん小さくなってきます。ほとんどの場合、1歳くらいまでには自然に治ってきますので、そのまま様子をみます。
 2歳を過ぎても治らない場合は手術をします。また、出べそが大きかった時に、治ったあとの皮膚がたるんでおへその格好がわるいときは手術をしてきれいにすることもあります。
 出べそに対する治療は時代によって変わってきています。かなり昔は5円玉などの硬貨を当てて絆創膏で固定するように言われていました。しかし、「皮膚がかぶれたり、硬貨がずれてしまうと腸を閉めつけて危険です。ほとんどのお子さんは自然に治るので、放置しておくのが良いです」そのようにお母さん方に説明してきました。
 ところが、最近は再び圧迫療法が良いという意見が出ています。硬貨ではなくて綿球で圧迫する方法です。「出べそ」を元にもどして、綿球を当てて、かぶれにくいテープで固定します。生後1〜2か月の時に、圧迫療法を開始すれば、早くに治る。また、皮膚のたるみも目立つことなく治ることが判ってきました。圧迫療法を希望される方は病院で相談してみてください。

病気のはなしTOPへ 育児教室だよりバックナンバー

Copyright(c)2008.1. Kawakami Orthopedics & Pediatrics Clinic All Rights Reserved.