宇部市の整形外科・小児科ならかわかみ整形外科・小児科クリニック
 Kawakami Orthopedics & Pediatrics Clinic 小児科・整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科 かわかみ整形外科・小児科クリニック
山口県宇部市野原1丁目5-5 電話0836-37-3700
HOME お知らせ クリニック案内 スタッフ アクセス お問合せ
病気のはなしTOPへ
小児科
病気のはなし
17. ヒブ(Hib)ワクチンについて
2009年5月
 2008年12月から日本でもやっとヒブワクチンの接種ができるようになりました。
 ヒブ(Hib)とはまだ聞きなれない言葉でしょうが、ヘモフィルス・インフルエンザ菌(Hi)b型の略称です。冬に流行するインフルエンザは、同じ名前ですがウィルスによるもので、まったく別の病気です。
 では、ヒブワクチンがどうして必要なのでしょうか?
 ヒブが原因で発症する感染症は、乳幼児にとっては重症で命をおとす危険性があるからです。
 病気としては、髄膜炎、喉頭蓋炎、肺炎、敗血症など重篤な感染症です。ほとんどが5歳未満で発症します。日本では年間約600人のお子さんがヒブによる髄膜炎にかかっています。そのうち約3割のお子さんに難聴や神経学的後遺症(けいれん、発達の遅れ)が残ったり、あるいは亡くなったりすることもあるこわい病気です。
 欧米では以前よりヒブワクチンが接種されており、ヒブによる乳幼児の重い感染症は激減し、今ではまれな病気になっています。世界では110か国にわたって広く接種されています。
 接種のスケジュールですが、年齢によって受ける回数が違います。生後2か月〜7か月未満では4〜8週間隔で3回受けて、1年後に1回追加をします。この時期はちょうど三種混合(DPT)の接種と重なるので、左右の腕に分けて同時に接種をしてもいいと思います。生後7か月〜12か月未満で開始するときは2回受けて、1年後に1回追加をします。1歳〜5歳未満は1回の接種のみです。ヒブに対する抵抗力は年齢とともに上がってくるので、5歳以上のお子さんでは接種は必要ありません。
 接種をするならば、できるだけ早い時期から開始することが望ましいですが、任意接種ですので自己負担になります。早く公的な定期接種になってほしいと願っています。
 現在(2009年5月)は、ワクチンの供給不足のために予約販売になっています。接種を希望される場合は、早めにかかりつけの小児科の先生にご相談して下さい。
病気のはなしTOPへ 育児教室だよりバックナンバー

Copyright(c)2008.1. Kawakami Orthopedics & Pediatrics Clinic All Rights Reserved.