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小児科
病気のはなし
8. 夏に多い皮膚の病気
2008年6月
とびひ(伝染性膿痂疹)
 「とびひ」は「飛び火」のことです。皮膚の細菌による感染症で病変が飛ぶように拡がっていくのでこう呼ばれています。医学的には伝染性膿痂疹といいます。夏に多くみられます。
 黄色ブドウ球菌と溶連菌が主な原因です。健康な人でも鼻の中にはブドウ球菌がいます。乳幼児はよく鼻ほじりをします。そのとき引っ掻いて鼻孔周囲にとびひが出現してきます。虫刺されやアトピー性皮膚炎やあせもなどがあるとき、かゆくて引っ掻いて傷ができると感染しやすくなります。とびひになると赤くなって、水ぶくれになります。すぐにつぶれてあちこちに拡がってきます。
 治療は抗生剤軟膏を塗って、抗生剤の内服をします。細菌感染なので高温多湿で悪化します。家庭ではエアコンをつけてできるだけ涼しい環境にしてください。シャワーにはかかるようにして、汗や汚れはきれいにしましょう。タオルは他の人と共用しないでください。兄弟がいるときは、くっ付きあって感染させないように注意が必要でしょう。
水いぼ(伝染性軟属腫)
 水いぼは伝染性軟属腫ウィルスが皮膚につくことで感染します。半球状に盛り上がったいぼで、大きくなると中央に少しくぼみがみられます。全身どこにでもできますが、わきやまたなど擦れるところには多くみられます。痛くもかゆくもありません。
 中の白っぽい芯にウィルスがたくさんいます。引っ掻くことによりその芯が傷ついた皮膚にくっつくことでウィルスが入って次々と増えていきます。時には何十個にも増えた子どもさんもみられます。
 水いぼがあっても特に害はなく、半年から数年で消えるのでそのまま放置していてもよいといわれています。しかし、引っ掻くことで数が増えたり、感染をおこしてとびひになることがあります。また、人に移したりするので数の少ないうちにピンセットで中の芯を摘除するのがいいように思います。
 入浴は問題ありませんが、兄弟で一緒に入って、体が触れ合って中の芯がたまたまくっつくと水いぼが移ることもあります。また、風呂上がりのタオルは共用しないようにしてください。
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