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小児科
育児のはなし
22. 泣き入りひきつけ
2015年2月
 泣き入りひきつけは、乳幼児が大泣きをした時に、泣き切ってしまい、呼気(息をはいたまま)の状態で息を止めて、顔色が蒼白になり、手足をつっぱり、ピクピクけいけんを起こす発作です。およそ1〜2分で発作はおさまります。その起こす状況から憤怒(ふんぬ)けいれんとも呼ばれています。
 生後6か月から2歳くらいに多くみられ、4〜5歳くらいになると自然に起こさなくなります。頻度は約100人に5人と報告されています。
 原因は脳の発達が未熟なためと考えられていますが、鉄欠乏状態を認めることもあります。脳波では異常はなく、泣き入りひきつけをよく起こしたから「てんかん」になるということはありません。
 お子さんが、泣き始めていきなり、ひきつけを起こしたら、驚き、慌てると思いますが、まずは落ち着いて下さい。お子さんに大声で呼びかけて、激しく揺さぶらないようにして下さい。静かに横向きに寝かせて、けいれん発作の時間を測り、状態を観察しておきましょう。大体1分くらいで、普通の呼吸に戻ります。
 さて、お子さんが「泣き入りひきつけ」を起こしたら、次からはお子さんが泣く状況になるのが怖ろしくなり、「泣かせてはいけない」と気を遣ってしまいがちになります。しかし、お子さんが泣かないで育つことは無理な話です。泣かせまいとして、甘やかしたり、過保護になるのは好ましくありません。泣き始めたら、抱っこしたり、あやすようにしてみて下さい。
 自然に治っていくものなので、特に治療はありませんが、鉄欠乏がある場合は鉄剤の内服を行います。
 泣き入りひきつけでも、一日に何回も発作がある場合や発作の時間が2分以上続く場合は、かかりつけの小児科医に相談して下さい。
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