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小児科
育児のはなし
3. 育児不安について
2008年3月
 初めての子どもが生まれた時に、初めて親になります。子も親もいっしょに0歳からのスタートです。子どもを育てる” 育児“は、自分を育てる” 育自“であるともいえます。子育てについてはわからなくてあたりまえです。ある日突然ギャーギャーと泣く、どうやって抱っこすればいいかもわからない、そんな小さくて壊れそうな赤ちゃんが生活の中に入ってきます。
 母乳やミルクを飲んでくれない、離乳食をきちんと食べてくれない、おむつがとれない、夜泣きをする、おもちゃを片付けない・・・母親がイライラすることは山積みで、睡眠不足になるし、一日中振り回されてしまいます。しかし、大きくなってもおむつのままの人はいないし、食事も食べないでミルクのままの人はいないし、部屋が片付いていなくても病気にはならないし・・・子どもは元気で動き回っていれば安心・・・親の思い通りにならないのがあたりまえ・・・このように親の方のモードを少しゆるくして考えると気持ちが楽になります。母親の気持ちは子どもに敏感に伝わります。いつもしかめ面の母の顔よりも、ゆったりと笑った母の顔のほうが子どもは好きです。
 最近は多くの情報があふれています。すぐにネットや育児書で調べることができるので便利になりましたが、かえって余計な心配事も増えてきました。いろんな病気についての記事の中で、ひとつでも当てはまる症状を見つけ出したら、その病気になったと思い込んで大変な心配を抱え込んでしまいます。夜間にあわてて病院に受診して、全く的外れな病名を母親が口にするので医師もびっくりすることが時にあります。当の赤ちゃんは車に乗って夜中のドライブをしてもらって、とても機嫌がよくニコニコしています。子どもの病気についていろいろと調べて知識を得ることは大切ですが、すべてをそのまま当てはめるのではなくまずは、わが子の様子を落ち着いてよく観察してみましょう。先輩であるおばあちゃんに相談してみることも良いと思います。
 子育てに正解はありません。子は親を選べないし、親も子を選べません。たまたま親子というめぐり合わせで出逢えた貴重な関係です。親子の間でも性格が合うとか合わないとかはあります。しかし、一人ひとりが個性を持った大切な子どもです。決して兄弟姉妹や友達と比べないようにして、できるだけのんびりとおおらかに育てるようにしましょう。昔から放っておいても子どもは(勝手に)育つといいます。“(良い)子育てをしなくては”とはりきりすぎないようにしましょう。
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