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整形外科
日常的な疾患Q&A
6. 肩インピンジメント症候群
2010年3月
Q. バレーボールをしていますが、3カ月前より右肩に痛みが続いています。右肩を挙げると痛いのでスパイクやトスがだんだんできなくなってきています。(38歳女性、主婦)
A. 肩峰の下において、肩峰と上腕骨の間に腱板(インナーマッスル)や滑液包などが挟まって炎症を来すインピンジメント症候群が考えられます。
 インピンジメント症候群は、バレーボール、野球、水泳、重量挙げなどのスポーツに限らず、仕事や日常生活においても上肢を繰り返し挙上する場合に多く発生してきます。痛みが続くと動かさなくなるため、肩の可動域が徐々に制限されてきます(関節拘縮)。また腱板はこのような物理的な圧迫や年齢経過によって起こる血行障害によって、部分的あるいは完全な断裂を来たすこともあります。その場合には、痛みはさらに増強し、肩を動かす筋力も低下するため、十分なパフォーマンスができなくなります。
 十分なウォーミングアップとストレッチを行って、日頃から肩の全方向の可動域を確保しておきましょう。フリーウェイトやチューブによる腱板の筋力訓練も有効です。痛みが続く場合は、消炎鎮痛剤・シップなどの薬物療法や超音波・レーザ・マイクロなどの物理療法のほかヒアルロン酸の注射が効果的ですので推奨しています。
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