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整形外科
日常的な疾患Q&A
4. 肩関節石灰沈着性腱板炎
2008年1月
Q. 45歳女性。昨日から急に左肩に激しい痛みがあり、動かすことができません。夜もうずいて眠れませんでした。3年前には右肩に同じような症状があり、病院でレントゲンを撮ってもらったら石灰がついているといわれたことがあります。
A. 肩関節石灰沈着性腱板炎は、肩を動かす腱板の周囲に石灰が沈着しており、その石灰の周辺に急に炎症を生じて激しい痛みを起こします。40~50歳代の女性に多く発症しますが、いわゆる五十肩よりは、発症が急性であり痛みも激しいのが特徴です。
 頻度が最も多いのは肩ですが、他に股関節や手関節の周囲にも石灰が沈着し急性の炎症を起こすことがあります。なぜ石灰が沈着するのか、今もなおその発症メカニズムはわかっていないようです。外傷もなく動かせないほどの激しい痛みがあり、レントゲンで石灰沈着が証明されれば診断は容易です。
 本疾患の治療は、過去には石灰の穿刺・吸引が行われてきました。最近では、内服治療で石灰病巣を縮小あるいは消失することが報告され、侵襲的な石灰の穿刺・吸引を行うことは少なくなっています。本症例では石灰沈着部の周囲にステロイド注射を行って急性炎症を抑え、内服治療をされると良いと思います。
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