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 Kawakami Orthopedics & Pediatrics Clinic 小児科・整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科 かわかみ整形外科・小児科クリニック
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整形外科
日常的な疾患Q&A
1. 足関節外側側副靱帯断裂
2006年4月
Q. 29才女性です。昨夜、階段の2段目から踏み外して左の足首を捻りました。夜中に痛みで目が覚めてから眠れませんでした。今朝は腫れが強くなっていて歩けなくなりました。どうしたらいいでしょうか。
A. 足首の捻挫ではほとんどが《内返し+底屈位》の方向(足うらが見える状態)に捻って外側の靱帯を受傷します。靱帯断裂のない損傷(1度、いわゆる“捻挫”)、部分的断裂(2度)、完全断裂(3度)の3段階に分類しますが、2〜3度では断裂に伴い組織損傷が広範囲となって足関節の不安定性を生じています。この状態で放置しておくと、皮下静脈や断裂部からじわっと内出血が拡がり、損傷部位の腫れが強くなるため組織が酸欠状態となって治癒機転が遅れてしまいます。
 受傷直後からケガした足に体重をかけて歩行できない状態では、靱帯の完全断裂があって不安定性が強いために体重を支えることができなくなっていることも考えられますが、直後はしばらく歩くことができていたのでしたら、腫れや内出血が強くなって痛みが増悪したために歩けなくなったのかもしれません。受傷後48時間以内ではクーリング、圧迫包帯固定、下肢挙上などの処置を行って、腫れや内出血を最小限に抑えるべきでしょう。固定肢位は受傷機転の逆姿勢《外返し+背屈位》で固定します。靱帯断裂と不安定性の程度が治療方法・固定期間・予後判定に重要な因子となりますので、整形外科医師の診断と処置を仰ぎましょう。
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